2000.9
まだバンクーバーに来て1ヶ月くらいしか経っておらず未だに生活に慣れていない頃、アンドリューがスキー場の面接を受けに行かないかと言ってきた。
オレは一応ワーキングビザで来ているため、働ける所があれば働きたいと言っていた。
アンドリューも昼の仕事とは別に受けようと思っているという事らしい。
突然の提案に、いやいやオレの英語力で受かるワケなくね?と思う反面、何故受けないんだい?というスタンスに拒否する事もできず仕方なく一緒に面接に行く事になった。
面接は夜のスキー場で行われていた。
(ちょっとうる覚えだが、確かグラウスマウンテンという所だったと思う。ホームステイ先のウエストバンクーバーからバスで数分くらいの近さだったような)
若いお兄さんの面接官だった。何を聞かれたかさっぱりわからなかったしどう答えたかも覚えていない。今思うと無謀だったと思うけどきっと何かしら面白い経験になったとは思う。
当然合格の電話は無かった。
ついでにアンドリューも。
この物語はフィクションです。登場する人物等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
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